ごあいさつ

代表理事からみなさまへ

NPO法人虹色の会よっちゃん家井野川 代表理事池田優子
こんにちは
NPO法人 虹色の会 
よっちゃん家井野川
代表理事の池田優子です。

私は、現場の看護師や看護部長を経験後、大学で看護管理学・基礎看護学領域の教育をしてきました。

同じような状況にあった元看護師達と共に2021年1月、虹色の会 地域の居場所「よっちゃん家井野川」を立ち上げました。

活動のきっかけ

共通の願い、思いをかたちに
七夕飾り

高齢化社会が進行し、人生100年の時代と言われる只中で、退職後の第二の人生を歩み始めた私達。
これからの人生をどのように生きて行くのかが問われるなかで、新たないきがいを探しつつ、老化のスピードを遅らせ、健康寿命をできる限り長くしたいと考えました。

それは今の時代を生きるすべての人々の共通の願いとも言えると思います。

そして今、コロナ禍の中で人と会うことが難しくなり、ますます人間関係の希薄化が進み、閉じこもることが増え、孤立化が進行しています。
お互いがどのような思いで日々過ごしているのか、思いをはせることができない状況を何とかしたいと思い、誰もが集える、安全で安心な心温まる居場所づくりが必要だと考えました。

まずは気軽に誰でも立ち寄れる居場所を作ろうと、空き家になっていた私の叔母、よっちゃんの家の掃除改修から始め、小さいけれどあったかく、居心地のいい家をめざしました。

よっちゃん家リビング

3年間のあゆみ

この3年間、居場所から4つの柱をすえた活動の輪が広がってきています。
それらは地域の抱える課題を見据える中から、看護職の特長を生かし「あったらいいな」「できたらいいな」と始められたものばかりです。

地域の居場所

誰もが集える

「地域の居場所」活動

フードパントリー

あらゆる年代の生活困窮者へ

「フードパントリー」活動

くるみカフェ(認知症カフェ)

高齢者あんしんセンターに協力

「くるみカフェ
(認知症カフェ)」

ナースカフェ

ナースの癒しの場

「ナースカフェ」

2023年になり、更なる活動の幅を広げようとNPO法人化を目指してきました。

NPO法人として目指すもの

23年10月、「NPO法人 虹色の会 よっちゃん家井野川」として認可されました。

この法人は、地域で生活するあらゆる年代の人々が安心して、“その人らしく生きられる場”を提供し、参加者と共に楽しめる場づくりと社会的交流の中から健康寿命の延伸を促すとともに、困窮する人々が誰ひとり取り残されないための地域の支え合い活動の推進に寄与することを目的としています。

具体的には4つの活動を進めていきます。

  1. home_health 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
  2. book_2 社会教育の推進を図る活動
  3. home_work まちづくりの推進を図る活動
  4. escalator_warning 子どもの健全育成を図る活動

私たちが大切にしたいもの

1)「その人らしく地域の中で生きること」を支えたい

  • 一人一人の経験や知恵が生かされ、共に楽しめる場を作りたい
  • それぞれの個性が尊重され、やってあげるのではなく、参加する人々のやりたいことを大切にしつつ、共に創り上げる場を作りたい

2)人々の興味・関心に応じて、気軽に参加でき健康でいきいきと集える場を目指したい

  • 育ってきた過程はそれぞれ異なり、考えや価値観も異なるので、その違いを大切にして尊重しつつ、誰もが健康に過ごせるための支援を行いたい
  • 誰かの役に立つ場があり、自分の存在が認められると元気になる、そんな場を作りたい

3)地域の中で誰ひとりとして取り残されることのない社会を目指したい

  • 孤立するひとり親家庭の子ども達や高齢者、障害者の方達への物心両面の支援を進めていきたい
  • 高齢者や子ども・若者が集える場にすることで、刺激し合いながら、顔の見える関係づくりを通して、共生社会をつくる基礎をつくりたい
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