ごあいさつ

代表からみなさまへ

虹色の会 地域の居場所「よっちゃん家井野川」代表池田優子
虹色の会 地域の居場所
「よっちゃん家井野川」
代表の池田優子です。

私は、現場の看護師や看護部長を経験後、大学で看護管理やコミュニケーション等の授業を担当してきました。
退職後、第二の人生をどう歩むのか模索する中で、今までの経験を活かしつつ、健康を維持しながら生きがいをもって地域の皆で楽しめる場所を作りたいと考え、同じような状況にいる元看護師達に呼びかけました。

そして、2021年1月、虹色の会 地域の居場所「よっちゃん家井野川」を立ち上げました。
まずは気軽に誰でも立ち寄れる居場所を作ろうと、空き家になっていた私の叔母、よっちゃんの家の掃除改修から始め、小さいけれどあったかく、居心地のいい家をめざしました。

今、この居場所から様ざまな活動の輪が広がってきています。
地域の抱える課題を見据える中から、「あったらいいな」「できたらいいな」と始められたものばかりです。
地域に生活する誰もが取り残されることなく尊重される、そんな地域を作れたらいいなと思っています。

活動のきっかけ

高齢化社会が進行し、人生100年の時代と言われる只中で、退職後の第二の人生を歩み始めた私達。
これからの人生をどのように生きて行くのかが問われるなかで、新たないきがいを探しつつ、老化のスピードを遅らせ、健康寿命をできる限り長くしたいと考えました。

それは今の時代を生きるすべての人々の共通の願いとも言えると思います。

そして今、コロナ禍の中で人と会うことが難しくなり、ますます人間関係の希薄化が進み、閉じこもることが増え、孤立化が進行しています。
お互いがどのような思いで日々過ごしているのか、思いをはせることができない状況を何とかしたいと思い、そのために高齢者を中心とした、安全で安心な心温まる居場所づくりが、必要だと考えました。

私たちが目指すもの

1)「その人らしく地域の中で生きること」を支えたい

  • 一人一人の経験や知恵が生かされ、共に楽しめる場を作りたい
  • それぞれの個性が尊重され、やってあげるのではなく、参加する人々のやりたいことを大切にしつつ、共に創り上げる場を作りたい

2)それぞれの興味・関心に応じて、気軽に参加できる場を目指したい

  • 誰かの役に立つ場があり、自分の存在が認められると元気になる、そんな場を作りたい

3)地域の中で誰ひとりとして取り残されることのない社会を目指したい

  • 高齢者や子ども・若者が集える場にすることで、刺激し合いながら、顔の見える関係づくりを通して、共生社会をつくる基礎をつくりたい
  • 孤立するひとり親家庭の子ども達や高齢者、障害者の方達への物心両面の支援を進めていきたい
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